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思い悩む。

今回のタイトルは思い悩むです。
患者さんのほとんどが、症状が出てから来院するまでの期間が結構開いています。
なぜでしょう?

歯医者が怖いのもあるのでしょうが、何とか自分で説明を付けようと考えている方も多いです。
「これは疲れのせいだ」とか「この〜があるから悪いのではないか」という感じです。

患者さんは自分でおそらくこの〜が原因でこの症状が出ているのであろうとあたりをつけて来院されます。
私はその患者さんの思いと現実のギャップを出来るだけ埋めるように診療をしようと思っています。

現実的には、患者さんの考えていることは40%くらいしか正解がありません。
なぜか?
口の中は見えないからです。鏡などで少しは見えますが、舌の触覚で捕えたものを頭で想像して、膨らませて、結論を出しますから無理のないことです。

当院では口の中の写真を撮って患者さんに説明します。
そうすると皆さんビックリします。こんな風になってましたか!と。

これで想像と現実のギャップが埋まります。

とにかく、思い悩むより産むが易しですね。

また、今はインターネットなどで情報が容易に得られるため、ご自分で診断と治療方針を決めて来られる方もおられます。
実際に口の中を拝見すると、考え過ぎということが多いです。

インプラントや、歯周外科治療などは基本的な治療が終わったあとのもう一段階上の治療なので、初診時から行ったり、基本治療を飛ばしてやるようなことは決してありません。

最初からインプラントを希望されている方でも、Brや義歯で対応したり、そもそもインプラントという単語の意味が違っている場合もあります。

インターネットの情報自体が患者さん自身に当てはまるかどうかは分かりませんが、歯科医療自体がその患者さん一人一人に対するオーダーメード治療なので、まずは医師と相談した方が早いと思います。

また、診察を受けたら、勝手に診療されるのではないかなどの心配も無用です。
今はそんな歯科医院はないと思いますし、説明をして当たり前だと思っています。

思い悩むより、来院してください。

投稿日:2010年7月3日  カテゴリー:インプラント, 成人の虫歯予防, 未分類, 歯周病, 矯正治療(マウスピース), 親知らず抜歯, 院長の戯言