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抜くのか、抜かないのか

「他院で抜歯と言われた」という患者さんが来ることが多いです。

抜歯といわれるには理由があります。

かなり、不利な状況での治療になることが多いです。もうすでに抜歯宣告を受けているわけですから、治療が奏功しない場合は最悪、抜歯になることもあります。

治療も浸襲の少ない治療から、外科治療、そして治らなければ抜歯となります。

治療が期待通りにならないと、抜歯に至った時に治療に費やした費用と時間がもったいない、と思われるかもしれません。しかし、それならば最初から抜歯を選ぶのでしょうか。

手を尽くして、抜歯になってしまったら仕方が無いと私は思います。

もちろん、抜歯にならずに済んでいる症例もたくさんあります。

それでも、口の中は過酷な環境です。何年かしてから抜歯に至ることもありますし、全然関係ない歯がおかしくなることもあります。

日ごろのメンテナンスが何よりも重要です。

定期的に歯科医院でメンテナンスを受けましょう。

投稿日:2017年6月7日  カテゴリー:歯周病