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患者さんと医院のすれ違い

医師になると、普通の考えではなくなるというか、医療に対する姿勢が変わってきます。

自分が今まで感じてきた医療に対する思いと理想は必ず崩れます。というのも、医療を信用し過ぎてしまうからです。
私が思っていた医療への誤解
・医師にかかれば病気は必ず治る
→誤解。生体反応なので必ずというわけではない。
・診察や検査で病気の原因は必ず特定できる。
→誤解。健康状態や生活習慣など、検査などで見えない部分も大きくかかわっているため、必ずは無い。
・医師は病気を完全に治す義務を負っている。
→誤解。診療行為をする義務はあるが、完治する義務は無い。
・治療は薬はだれにでも同じ結果を示す。
→誤解。そんなはずは無い。
ただ、自己中心に考えると、そう思ってしまうことでも医師は経験上の知識と判断で行うのでそのエラーを少なくしているのである。

投稿日:2013年8月16日  カテゴリー:未分類, 院長の戯言