子どもの歯の予防
こんにちは!
古川歯科医院長 古川清暁です。
当院のある地域は若い夫婦が多く、子どもさんの受診が非常に多いです。
子どもさんの予防処置のほとんどはフッ素塗布です。
フッ素は歯の表面を構成するハイドロキシアパタイトに作用し、フルオロアパタイトに変化することで酸などに溶けにくくなり、歯質を強化し虫歯を予防します。また、初期虫歯もある程度治すことができます(再石灰化)。
では、フッ素を塗る頻度はどのくらいがいいのでしょうか?
WHOでは、高リスクグループ(3歳までに虫歯が2本以上)の場合は3~4ヶ月に一回。低リスクの場合は6ヶ月に1回で良いとされています。
ただ、フッ素は日常的にも歯磨き粉などでも使用し、歯科医院で3か月に一度程度で塗布している方が望ましいと私は思います。
虫歯は生活習慣病ですから、日常の小さなことから気をつけていくといいですね。
投稿日:2009年6月27日 カテゴリー:子どもの歯の治療, 未分類