歯への思い
今日も新規の患者さまで「歯がぐらぐらするので抜いてほしい」という方がいました。
カウンセリングをし、よくよく話を聞いてみると、「ぐらぐらしているのでもうだめかと思って抜いてほしいと書いた」とのこと。
「できたら残せるのなら残してほしい」と言われました。
「抜いてほしい」と問診表に書いていても、本当は歯を残したい。
そういう方が多いです。もちろん、手入れをしていなかった自分を責めて、半ばあきらめた状態というのもあるのでしょうが、できるだけ残したい。という思いはすぐには口に出てきません。
私は、楽天的なことはできるだけ言わないようにしていますが、「残したい」という意思があるのなら全力で歯を残します。
それが私の使命であり、仕事であります。
他医院で抜歯と言われた歯、抜いてくださいと言われた歯。たくさん救ってきました。
誰も歯は抜きたくないのです。
だからこそ、残したいのなら意思をはっきりすることが大事です。
言いにくいことでも、ゆっくり話を聞きます。
歯を守るのが古川歯科です。
投稿日:2009年10月19日 カテゴリー:未分類, 歯周病, 院長の戯言