抜歯の痛み
親知らずを抜く。特に下の親知らずを抜歯するときは、腫れと痛みを覚悟してください。
腫れは、親知らずの位置によりますが、骨を削れば削るだけ腫れます。完全に埋まっている場合は特に腫れると思ってください。(げんこつ一個分くらい腫れます。)
抜歯後の痛みですが、術後1週間は痛み止めを飲んでいるほうがいいでしょう。術後1週間の時点でかなり痛みがある場合でも、術後2週間くらいでかなり落ち着きます。
抜歯した部位の{かさぶた}が取れてしまうと、「ドライソケット」という骨が露出して痛みが出る状態になります。抜歯後の激痛はこれがほとんどの原因です。
ドライソケットになった場合は、再度麻酔をして、処置をしないといけません。
腫れや痛みは、患者さんが想像している以上になることが多いです。
特に、年齢が上がれば上がるだけ腫れや痛みは引きにくいです。
若い男性は腫れや痛みが少ないように経験上思います。
顔面の腫れの中にしこりのようなものができる場合がありますが、これも術後1~2カ月すると自然に消失します。
親知らずを抜歯する際はよく説明を聞いて、診療に赴いてください。
投稿日:2010年7月28日 カテゴリー:未分類, 親知らず抜歯