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歯ぐきから血が出る。

「歯ぐきから血が出るので怖くて磨けない。」

歯周病は歯ぐきの炎症から、歯槽骨(歯を支えている骨)が溶ける病気です。

歯ぐきから血が出るのは、歯肉に炎症があるからです。このまま、怖くて磨かないと、余計プラークがたまってしまい、炎症がひかなくなります。悪循環ですね。

歯ぐきから血が出るようであれば、余計に歯を磨かないといけません。

歯と歯ぐきの間を、細くやわらかい歯ブラシで、出血を促すように、細かく優しくブラッシングします。

そのようなブラッシングを続けることで、だんだんと出血はおさまってきます。

出血は一時的なものもありますが、出血が続く場合はやはり歯科医院での処置が必要になります。

 

最近ではテレビのおかげで、歯周病に対する関心度も高く、意識や知識が豊富な方が多いのですが、いまだに「歯がぐらぐらするから抜いてほしい」という方もいます。

歯が揺れても、骨が溶けても、歯を残すことはできます。

しかし、それは患者さん自身の気持ちが重要です。

 

投稿日:2010年12月25日  カテゴリー:未分類, 歯周病