親知らずの抜歯(下)
親知らず。
親知らずは旧人類の歯で、昔は顎が非常に発達していたので普通に綺麗に生えていたのですが、現代社会、現代人は顎が小さくなり、親知らずが生えるスペースが無くなりました。なので横を向いたり、中途半端に生えたり、変な形に生えます。
そして親知らずは前の歯を押して、歯並びを悪くします。
親知らずは皆さん抜きたくないとは思いますが、有害です。
親知らずが悪さをする前に抜くのが一番です。
思春期に歯科医院でレントゲンを撮った場合に親知らずが将来的に歯を押したり、変な形に生えることは予測できます。
その時点で抜歯をするのが一番楽でしょう。
高校生くらいなら、治りも早いし、後で歯並びが悪くなるのを防ぐ意味でも最高のタイミングです。
もうすでに歯が押されて歯並びが悪くなっている人は親知らずを抜いても治りませんが、それ以上の悪化を防ぐことができます。
親知らずの抜歯は一生に最大4回しかありませんから、一時の我慢でがんばりましょう。
投稿日:2012年5月14日 カテゴリー:未分類, 親知らず抜歯