鳴かぬなら…
鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス。
徳川家康ですね。
私は何でも待つほうです。
治療にしても、患者さんの意思がなければ続かないし、意味がない。
愛の無い…と一緒で意志の無い治療も満足度は低いです。
例えば子供の治療。
虫歯を削るのが嫌だとか歯医者が怖いとか、そんなものは時間とともに薄れてきます。だって他のことのほうが嫌ですから。
だから最初から最高の治療をしようとしないことです。
親心からしたら、早く終わらせて、きっちりしたものをしてほしいと考えるでしょうけれども、子供もいきなり難易度の高い治療は難しいです。
簡単に詰めれるもの、治療の練習、歯医者への慣れ、など越えるべきハードルはたくさんあります。
口を長くあけていたりすることは難しいことなんです。
あと、子供は唾液が多く、治療が非常に難しいです。
私は子供の治療が取れても、そんなもんだと思います。もし、なんで取れたんですか!とか取れないようにしてくださいっていうのは生きてる以上無理ですよね?
だから、のんびり待ちましょう。
鳴かぬなら…。
投稿日:2012年10月9日 カテゴリー:子どもの歯の治療, 未分類, 院長の戯言