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痛み=悪?

「虫歯は自然回復することが決してありません。ただ悪化する一方なんです。人は歯医者で経験する痛みと今の痛みを天秤にかけてぎりぎりまで悪化させて、結果として治療が一番痛いタイミングで歯医者に来て、その記憶だけを持ち帰るんです。早ければ早いほど痛くないのに」というのがTwitterにでていたが、まさにそのとおり。
だいたい皆さん恐怖の根源は一番痛い記憶だと思います。
「麻酔が効かなかった」というのが多いですが、「麻酔が効きにくくなるほど炎症が強くなっていた」と考えるべきで、前者は歯医者が悪くなっていますが後者は患者が悪くなっています。
治療のタイミングは患者次第なわけですから術者側には非がないはずですが、歯医者のせいになるのが不思議なところです。

痛い=悪、となっているようです。
先日もメールで全く痛みなく治療できるか?との問い合わせがありましたが、「不可能です」と答えました。

そもそも痛みしか感じない口の中という領域で痛みなしは不可能です。
できるだけ減らしたいと思いますが、我慢できるレベルの痛みはあってしかるべき。
それが我慢できないのであれば日常生活でも苦労するでしょう。

投稿日:2014年2月11日  カテゴリー:未分類