余命90分の男(映画)
ロビン・ウィリアムスが昨年の8月に亡くなりました。
印象深かったのは、中学時代に見た「いまを生きる」、そして「ミセス・ダウト」。
「グッドモーニングベトナム」「レナードの朝」「パッチアダムス」、まあ挙げればきりがないです。
優しい笑顔と性格、それが反映されたかのような配役が多く、イメージ通りの人なのかと思っていました。
ところが、遺作ともいうべき「余命90分の男」はずっと怒っています。
そして余命を告げられ、もっと怒ります。
普段優しい人が怒るとこんな感じなのだろうと、そんな感じで観ていましたが、最終的には人生への悲観、死の受容とだんだん暗くなっていきます。
最終的にはハッピーエンド?になるのですが、この作品の後に自殺されたそうなのでそれを思うと、ぞっとします。
コメディでもなく、シニカルな笑いすらないこの映画が終わりとは非常に残念ですが、教訓は深いです。
投稿日:2015年8月25日 カテゴリー:映画評論, 未分類