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神経が無いのにしみる?

先日、患者さんから電話がありました。

「神経を取った歯が痛いんだけど、神経を取った歯なのに熱いものがしみるし、どうなってるんですか」
確かに、神経が無い歯がしみるのはおかしいですよね。
神経は歯に対する刺激に対して「痛み」という反応しかできません。
ですから神経が無くなればその歯に対する刺激に対して反応は無いはずです。
しかし、歯というものは複合的な存在で、歯、歯ぐき、骨、舌、頬といったものでいろんなものを感じています。
また神経は歯の中のものを取っても顎の骨の中には残っています。(だから咬んでいる感覚を感じることができる)
この「神経の無い」歯でも痛みが感じる可能性は「歯ぐき」、「歯の根の感染症」「かみ合わせが強すぎる」、etcというものが挙げられます。
もうひとつ。神経を取った歯でも熱いものや冷たいものを感じます。
神経を取った歯でも痛い。
結論はこれです。
また口の中の病気である「虫歯」「歯周病」は予防できるものです。高血圧や糖尿病と同様の生活習慣病です。
こまめに歯医者に行く習慣をつけましょう。

投稿日:2016年11月1日  カテゴリー:成人の虫歯予防, 未分類