親知らずの抜歯
こんにちは 古川歯科 医院長 古川です。
今日は親知らずの抜歯についてお話しましょう。
親知らずの抜歯と聞くと「痛そう」とか「腫れそう」という印象をお持ちでしょうが、部位によって違います。
上の親知らずは上の顎の骨が軟らかい関係上、あまり腫れませんし痛みも出にくいです。
下の親知らずは、下顎の骨が硬いので腫れやすいです。また、下の親知らずは斜めになったり横に生えていることが多いため、抜歯の際に周囲の骨を削らないといけない可能性があります。骨を削ると、腫れます。
下の親知らずが埋まって横を向いている場合などはこぶしひとつくらい腫れると思っていただいているといいと思います。
横を向いている親知らずは、歯を分割して、頭の方と根の方に分けて抜歯します。多くの場合、根の方が骨の中に埋まっている場合が多く、骨を削ることになります。
痛みに関しては術中は麻酔をしますし、術後は痛み止めを飲みますから痛みは思ったほどないようです。
ただ、私の場合は術後1週間程度痛み止めを飲みましたが…。
腫れも痛みも個人差が大きいので一概には言えませんが、大げさに考えておいた方が後が楽でしょう。
投稿日:2009年7月18日 カテゴリー:未分類, 親知らず抜歯