歯周病について

今日はむしっとして寝苦しそうな夜ですね。

今回は歯周病についてお話ししましょう。

歯周病は私の診療において、永遠のテーマであり、得意な診療分野でもあります。

患者さんに、歯周病もしくは歯槽膿漏ですねというと、ガクッとされる方が多いのですが、そのときにこういう話をします。

「歯周病は２５歳を過ぎたら皆かかる病気です。症状が表に出ているかいないかで、みんな歯周病なんですよ。」と。

歯周病は歯を失う原因の最も大きいものですが、恐ろしいことに痛みを伴いません。

歯周病は「silent killer」と呼ばれ、痛みなくじわじわと、時に急激に骨を溶かしていきます。

歯周病は読んで字のごとく、歯の周りの病気です。（つまり、骨と歯茎です。）ですから、歯を磨くだけでは予防できません。歯の周りを清潔にしないといけませんね。

歯周病の治療についてはまた次の機会に。

それでは。