歯医者に行く理由
人が歯医者に行くときはどういう時なんでしょうか?
「痛い」、「ぐらぐらする」、「違和感がある」。
以前は圧倒的に多いのは「痛い」でした。
現在は「現在の医院への不信」や「健康の為」というのが多いです。
「痛い」なり「不信」なり、悩みがあったとしても、新しく医院を訪れるまでは決心がいるものです。
どんなことされるんだろう?とか痛いんだろうな。とか、過去の自分の経験に基づき想像をめぐらせます。
今は痛くないから、とかまだ大丈夫、とごまかしてようやく限界まで来たとき、歯医者に行くのではないでしょうか。
なぜ、こんなに歯医者に足が向かないのか?
過去の治療経験から、人の話から、嫌なイメージを植え付けられているからです。
そして、歯の治療が不快なのは、口の中が敏感だからです。
歯医者さんは口の中というものすごい敏感な部分を治療しないといけません。そして、その治療対象である歯は痛みを受容する神経しかないのです。
歯は痛みしか感じないのです。
しかも、不意に痛みがきますから、心臓に悪いですね。
それでも、歯医者は頑張っています。
麻酔も進化しました。治療も進化しました。
痛みなく、歯もほとんど削らずに治療できます。
でも、歯医者さんが進化しないといけません。
治療の説明をして、疑問には答えて。
当たり前のことを当たり前にする。
そういう歯医者を目指しています。