インターネットの弊害
インターネットによって、私たちは専門書を読まなくても、図書館に行かなくても、医者に行かなくても、医学的な知識を得ることができるようになりました。
それは、診断ミスや、医療過誤の発生を抑えるような良い点もありますが、患者側が診断するというあべこべな弊害も生み出しています。
人間は自分のいいように思いこみますし、客観的な評価もできません。
インターネットで診断できるのであれば、医者は要りません。
インターネットは知識ですが、過程がありません、経験もありません。
医療はその知識を得るまでの過程と経験によって裏付けられます。
ご自身で診断され治療を希望する方も来院されます。
私は常に客観的な評価を心がけています。
とくに歯科医療は一つの病気に対して様々なアプローチがあり、医師によって選ぶ方法はかなり異なります。
医師と合う合わないもありますが、いろんな医院を転々とするよりは、一つの医院でじっくり治療するのも大事なことです。
投稿日:2010年9月28日 カテゴリー:未分類, 院長の戯言