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何度でも言います。肉体は変化し続けるものだと。

「この歯は中学生くらいの時に入れたものだから、かれこれ30年くらい持ってるみたいです。」

「今日で治療が終わったから、これでしばらく来なくてもいいですね。」
患者さんと私の思いはすれ違うことがあります。
たとえば、10歳の時に受けた治療と同条件で40歳の治療が可能なのか?もちろん不可能。
「昔入れた歯はすごく持ったのに、なんで今のはすぐ取れるの?」
材料は変化しています。絶対に現在の治療のほうが優れています。しかし、昔は「取れない」とか「持つ」ということを最重要事項にして治療をしていました。今は「削らない」、「抜かない」を最重要事項にしています。
また身体条件としては「唾液の量」、「食事の量と質」、「生活習慣」が10歳と40歳では違います。
だから、同じ治療は一つもない。
常に変化する肉体の中での治療なのです。しかも毎日、何千回も使用されるタフな状況での。
車だって同じ。とにかくメンテナンス。しないとすぐ壊れる。
歯も同じですよ。

投稿日:2013年7月29日  カテゴリー:成人の虫歯予防, 未分類, 歯周病, 院長の戯言