やればいいってもんでもない。
なんでもかんでも、介入することは私はあまり好きではありません。
結局は医療というのは治癒力を増進するだけのことで治癒ではなく置換に近いのです。
先日来院した患者さん、奥歯がうずていたけどよくなった。
レントゲン上は慢性化しているような膿。
慢性化していて、治療をするかしないか。介入するのが好きな先生なら、外して治療するだろうなと思いながら。
「やってもやらなくてもいいです。」と私。
「じゃあ、やらないで様子見ます」と患者さん。
経過観察も大事。
患者さんは自分の状態を理解して選択しました。
もしつぎに痛くなればすぐに治療を受け入れてくれるでしょう。
自分だったらそうするだろうという治療を。
投稿日:2013年2月15日 カテゴリー:未分類, 院長の戯言